心神喪失でも、罪を犯した事に変わりない。

 

 

 

 

 

遠矢被告の供述によると、食事後に三女、次女、長女の順に2階の洋室に

連れて行き、コードで順番に首を絞めて殺害。

その後、自身も包丁で手首を切ったり洗剤を飲んだりしたが、

死ねなかったという。  

 

裁判の争点は、遠矢被告の責任能力の有無だ。

 

検察側は、遠矢被告がまじめで頑固な性格のために悩みを募らせ

無理心中を図ったとして、自分の行為の意味や違法性も理解しており、

完全責任能力があると主張。  

 

一方、弁護側は、両親との関係性が希薄だった生い立ちや過去の産後うつ

影響などで、殺害時はうつ状態にあり、責任能力はなかったと訴えている。

 

遠矢被告も法廷で、弁護人の質問に対し、子どもたちを手にかける直前に

「死んだら楽になる」「(子どもたちを)置いていくな」という声が

頭から聞こえたと説明。

「(殺害時は)自分が自分の体から離れてフワフワしているようで現実感がない」

状態だったと話した。  

「重大なことをしてしまい、申し訳ありません」。

最終意見陳述では、1分近い沈黙のあと、言葉を絞り出すように語った遠矢被告。

 

有罪か、無罪か。

裁判員は難しい判断を迫られる。

 

無罪。ではない。

絶対に無い!

 

心神喪失状態であったとしても、責任能力が無いはずがない。

我が子を死なせる。

それが許されてはいけない。

日本の法律は甘い。

精神疾患があっても、殺人は殺人。

罪に問うべきだし、問われなきゃ犯罪は減りません。