2022年4月23日、北海道の知床半島の沖合で乗員・乗客26人が乗った
観光船の行方がわからなくなった。
一夜が明けた24日には10人の死亡が確認されるなど、
既に大きな惨事となっている。
報道では事故原因や遭難した観光船「KAZUI(カズワン)」の動向が
次々と明らかになっている。
報道では、同船が海が荒れているため出港をやめたほうがいいと忠告されたにも
拘わらず出港したこと(『朝日新聞デジタル』2022年4月22日付)なども
報じられている。
またSNS上では、同船がもともと海の穏やかな瀬戸内海の定期航路で用いられていた
船ではないかという指摘や、事故前から船首に亀裂が入ってる様子が撮影されていた
などという不明確な情報も流布している。
今回の沈没事故は、おそらく人災。
船が事故後に修理をしていなかったという話もあり、波が高くても出航したという
無茶な操業が仇となった。
命を無下にした運営会社の言い訳など聞きたくない。
失われた命を返して欲しい。
遺族にとって望む事はそれだけです。