ロシアから侵攻を受けるウクライナの“ハチ公”が戦場の人々の涙を誘っている。
首都キーウ(キエフ)の西方約50キロに位置するマカリウで、
秋田犬「リーニー」が殺害された飼い主の女性の帰りを家の前で待ち続けている。
キーウ州で10日までに確認された民間人の死者は計1222人。
マカリウでも射殺された132人の遺体が見つかったと当局者が明かしている。
ロシア軍の侵攻で40%が破壊され、多くの建物が修復できない状態。
約1万5000人だった人口は1000人を下回ったという。
リーニーは飼い主テティアナさんと“2人暮らし”だった。
玄関前にたたずむリーニーの画像を10日に投稿したヘラシェンコ内相顧問のSNS
「テレグラム」によると、3月15日にテティアナさんは避難のために
友人と待ち合わせしていたところ、ロシアの援軍に来ていたとされるチェチェン共和国
の兵士に殺害された。
隣の家に連れ去られて性的暴行を受けた後、喉を切り裂かれたという。
テティアナさんは2012年からマカリウで夫とリーニーと暮らし始めたが、
2年前に夫が新型コロナウイルスに感染したことで他界していた。
ヘラシェンコ氏は「リーニーは9歳。飼い主のテティアナは無残に殺害された。
リーニーはそのことを知らずに彼女を待ち続けている」とつづった。
犬種は東京・渋谷駅のシンボルとしても知られる「忠犬ハチ公」と同じ秋田犬。
「マカリウのハチ公」とも呼ばれている。
マカリウはロシア軍に占領されていたため、約1カ月間、
誰もリーニーの世話ができず、ロシア軍撤退後に近隣住民が食事を与えるなど
世話をして、引き取り手を探している。
リーニーは家から離れようとせず、世話のできる場所へ連れて行こうとしても
動かないという。
憎きロシア。
許せない!
絶対に許してはいけない。
こんな無残な戦争を欲の為に起こし、罪のない人を殺害する。
こんな国は滅亡すべき。
粉々に消滅してしまえばいい。
世界平和が今の掟。
ロシア国民は皆、罪を背負うべきです。