お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が同市に寄贈した車両で、
実際の被災地で使われるのは初めて。
断水中のトイレ確保は、被災地共通の課題。
気仙沼市は
「東日本大震災では全国から助けていただいた。その恩を少しでも返したい」
としている。
トレーラーが着いたのは、約300人が避難している輪島市立鳳至(ふげし)小学校。
避難所の運営担当者によると、仮設トイレを5基設置しているが、
段差があって高齢者らには使いづらい。
臭いなど衛生面でも懸念があるという。
サンドウィッチマンの富澤たけしさん、伊達みきおさんは仙台市出身。
東日本大震災が起きた2011年3月11日は、気仙沼でロケ中だった。
こうした縁から22年12月、トレーラーを寄贈した。
洋式の水洗トイレ3室と給排水タンクを備え、電気設備は太陽光発電とバッテリーから
電力を供給する。
1室は、車椅子利用者をリフトで昇降できるバリアフリー仕様だ。
6日午後、鳳至小に到着した。
市観光課の村上充課長補佐は
「トイレに困っていると聞き、活用してほしいと思った。富澤さん、伊達さんにも
『大変な事態になったから、ぜひ』と言ってもらった」と話した。
鳳至小で避難生活を送る高齢男性は
「サンドウィッチマンに『ありがとう』と言いたい」と感謝していた。
サンドウィッチマンの心意気と優しさがつながった。
素晴らしい配慮です。
こういう支援は本来ならば政治家がやるべき事。
自分達の裏金ばかり位にしてる政治家なんて、国には要らない。
お金の使い道、全く違うと言ってやりたい。