防犯カメラ設置が、当たり前になるかもしれない。

千葉県柏市の高校で、卒業式が行われている間に、カギがかけられていなかった

無人の教室から、現金が盗まれる事件があった。

 

生徒71人の財布から、現金合わせておよそ79万円が盗まれていたという。

 

きのう正午ごろ、柏市日本体育大学柏高校から「卒業式で不在中に現金が盗まれた」

との110番通報があった。

千葉県警柏署の調べによると、現場の高校では、きのう午前中、体育館で卒業式が

行われていた。

その間に、3年生9クラス中4クラスの教室で、生徒の財布から現金が盗まれた

という。

被害に遭ったのは生徒71人で、盗まれた現金は、あわせておよそ79万円に

のぼった。

現金が盗まれた4つの教室では、いずれもカギがかけられていなかった。

施錠されていた5つの教室では盗難被害はなかった。

また、生徒の所持品のうち、現金以外は、盗まれていないという。

 

きのうは、1年生と2年生は休みで、保護者などが訪れるため、学校は外部からも

自由に出入りできる状態だった。

犯行時間は、午前9時20分ごろから午前11時40分ごろまでとみられている。

 

柏署は、窃盗事件として捜査するとともに、卒業式シーズンでの貴重品の管理徹底を

呼びかけている。

 

防犯カメラが無い公立の学校では、今後もあり得るかもしれない。

近い将来、全校に防犯カメラ設置が普通になるかもしれませんね。