「被害者は、安倍晋三元内閣総理大臣。殺人事件に切り替え、全容の解明に
努める所存であります」。
7月8日午後、奈良県警が記者会見で発表した内容は、分かっていても衝撃的だった。
歴代最長政権を築いた元首相が、1人の男が放った銃弾で命を落とした。
享年67歳。
誰も予期しなかった突然の死は、国内外に大きな衝撃を与えた。
県警曰く、安倍氏が応援演説するとなったと知ったのは、当日の事だった。
警備体制の変更はしなかった。
まさか、大衆の前で襲撃されるなど、誰も予想できなかった。
ただ、安倍氏が来ると知った以上、想定すべきだったと思う。
警備は万全でなくてはいけない。
結果論ではあるけれど、360℃から狙える場所では、警備体制は整えるべき。
安倍氏はいろいろな疑惑もあった人物だから。
今更何を言っても仕方がない。
でも、政治家の応援演説のあり方、これを機に見直すべきです。
財政が厳しい昨今、警備も税金ですから。