9日投開票された熊本県議選で、酒に酔ってタクシー運転手に暴言を吐くなどして
1月に県議を辞職した元職、井手順雄氏(63)が熊本市第2区(定数5)で落選した。
「私の不徳の致すところだ」。
自民党を離党し、無所属で挑んだ「みそぎ選挙」だったが、返り咲きはならなかった。
井手氏は2022年8月、全国高校野球選手権大会に出場した母校の試合を
阪神甲子園球場(兵庫県)で観戦中、禁煙の観客席で加熱式たばこを吸い、
持ち込み禁止の缶チューハイを飲んでいたことが分かり、批判を浴びた。
さらに22年12月には、タクシーに乗った際、行き先を間違えた運転手に
「うち殺すぞ」などと暴言を吐いた。
井手氏は1月、「私の軽率な行為で後援会や議会の皆様に大変迷惑をかけた」として
議員辞職。
その後、脅迫罪で熊本簡裁から罰金10万円の略式命令を受けた。
選挙戦では度重なる不祥事を謝罪するとともに、県議会議長も経験した6期20年超の
議員経験などを訴えたが、逆風をはねのけられなかった。
結果的に次点に終わり、事務所で敗戦の弁を述べた井手氏は
「こういう結果になったのは私の力不足。私の至らないことで、皆さまに
迷惑をかけたのが現実で、申し訳ない」と力なく語り、深々と頭を下げた。
当たり前でしょ!
こんな奴が議員になったら、熊本県民がかわいそうです。
人間としても失格な奴が県議になろうなんて、おこがましいにも程がありますよ!